この世界の片隅に

2016年 日本 129分

アニメ

満足度:7/10

1945年8月6日には広島市、同9日には長崎市に原子爆弾が投下された。
今年は2019年だから、あれから74年。
今日が8月5日だから、明日はまさにその日だったということか。

第二次世界大戦に突入し、戦火を生き、広島の原爆投下を目の当たりにする主人公すず。

戦争を体験していないぼくとしては、戦争は非日常の出来事だと思ってしまう。
でもそれが日常として生きていた人たちがいて、その中で小さな幸せを育んでいた人たちがいたことを感じさせてくれる作品。

主人公すずの性格がともかく穏和で優しい。
深くを考えず、目の前の状況を受け入れ、小さな幸せを築いていく。

だからこそ作品の中でただ一度だけ見せる感情をむき出しにしたシーンにグッときた。
そこに戦争を感じてハッとした。

本作とは関係ないが「許そう、でも忘れない」という言葉が頭をよぎる。
このマインドの意味を知った。
戦争が永遠に非日常であるために、忘れてはいけない事実。
そして断固戦争反対の意思を強く持つべきだと思う。